―戦闘―
・ウクライナ軍がロシアの都市カザンにドローン8機を発射し、
住宅地に衝突。カザンは最前線から1,000km以上離れており、
戦争はロシアの中心地にまで拡大。
・ロシアの航空当局Rosaviatsiaは、予防措置として
カザン国際空港を一時閉鎖し、地域の主要な
イベントをすべてキャンセル。
・ロシアのクルスク州の臨時知事である
アレクサンドル・ヒンシュテインによると、金曜日に
ウクライナのミサイル攻撃で、1人の子供を含む
6人が死亡。10人以上が負傷。
・ウクライナ当局者によると、モスクワは土曜日の夜に
ウクライナに113機のドローンを送り込み、そのうち
57機が撃墜された。さらに56機のドローンは「消失」。
おそらく電子的に妨害されたものと見られる。
・ロシア国防省は、ウクライナ東部のドネツク州の
支配権を掌握するキャンペーンの中で、ロシア当局は
オストロフスキーと呼ぶ村、コスティアンティノポルスケを
占領したと発表。
・ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領によると、
ロシアによる南部のヘルソン地域への攻撃が、腫瘍専門病院に命中。
スタッフと患者はシェルターに避難していたため、
死者は出ていない。
―外交と安全保障―
・ゼレンスキー大統領は、ウクライナでCIA長官の
ウィリアム・バーンズと会談したと述べた。両者の会談が
公に明かされるのは珍しい。会談の時期は明かさなかったが、
バーンズがトランプ大統領就任前に退任するため、
これが最後の会談になると述べた。
・ロシアのFSB保安庁は、ロシア兵に関する情報を米国の
連邦捜査局（FBI）に提供したとして、1人の男性を
19年の懲役に処したと発表。
・クルスクでの死者6人を出した攻撃に応えて、
国連ロシア常駐代表のバシリー・ネベンジャ氏は、モスクワは
「平和的なロシア国民に対するこのターゲットを絞った
犯罪に対処する措置を間もなく講じる」
と安全保障理事会に語った。
・ゼレンスキー大統領は、ウクライナは
「確実にドローンとミサイルでロシア軍の標的を攻撃し続ける」
と述べた。
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