これまでSteamDeckやAcerNitroBlaze11が
大きいデバイスと思われていたが、
PCゲーミングハンドヘルドという名の
ビッグモンスターが誕生しようとしている。
これは、Asusの最新タブレット
「ROGFlowZ13」と、GameSirG8Plusの
モバイルコントローラーを組み合わせたもので、
Z13に搭載されたAMDStrixHaloプロセッサにより、
これまでで最も強力な
ハンドヘルドゲーミングデバイスとなる
可能性がある。もちろん、重すぎて
手が疲れるまではの話だが。
これはまったくばかげたものだが、
私は気に入っていて、大きな画面こそが
未来ではないかと考え始めている。
13インチの巨大な画面が手に収まらないように
思えるかもしれないが、実際には
その操作性は素晴らしい。
私はこのような実験を試す最初の人ではない。
Redditorsが同じタブレットの以前のバージョンで
似たようなことをしたのを真似してやったのだ。
しかし、実際にそれを自分で試してみたところ、
ゲーミングハンドヘルドがどんなものに
なるのか考えを改めるようになった。
任天堂Switch2は画面を8インチに拡大するという
報道があり、Acerのハンドヘルドは11インチまで
拡大している。もしかすると、
ポータビリティよりも、目の前で大量の
ピクセルを楽しめることの方が重要なのかもしれない。
まず、私のように特定のコントローラーと
タブレットを組み合わせるのは
やめておいたほうがいい。Z13はコントローラーで
挟むように設計されておらず、GameSirG8Plusを
無理やりはめ込んで対応させなければ
ならなかった。それはiPadMiniより大きいものに
対応するように設計されておらず、過度の伸縮により、
使用中にゲームパッドが外れてしまうと、
勢いよくバチンと閉じる可能性がある。
1度そうなってしまったが、運よく
指は挟まなかった。皆さんも気を付けてほしい。
なぜ私はこんなに柔らかい、家畜より早くあざが
できるような手でそんな危険を冒すのか?
CESでAcerNitroBlaze11を手に取り、SteamDeckと
比較したとき、私はすぐに二つの考えが浮かんだ。
一方では、
「これは大きすぎて、正直に言って
少し野暮ったい」と思ったが、もう一方では、
「最高じゃないか!いつものようにソファに座って、
SteamDeckで自分の網膜を可能な限り多くの
画面で焼き尽くしたい!」
と思った。
この後、一部の優秀なコメント提供者が私の
直感的な考えに同意してくれているように
見えたので、展示場で持ち歩いていた
ROGFlowZ13がこの邪悪な願望を
満たしてくれるかもしれないと気づいた。
そして、それは見事に成功した。
Helldivers2は、2.5K解像度で約50fpsを
安定して維持している。しかも膝の上でだ。
これは明らかにレビューではない。
Helldivers2は、2.5K解像度で約50fpsを
安定して維持している。しかも膝の上でだ。
これは明らかにレビューではない。FlowZ13は
試作品だからだ。しかし、AMDRyzenAIMaxPlus395
「StrixHalo」チップと40もの
グラフィックスコアは、今日の
ゲーミングハンドヘルドを一蹴した。Helldivers2と
インディ・ジョーンズと最後の聖戦を、タブレットの
ネイティブ解像度である2560x1600で低・中設定で
プレイすることができ、それぞれ50+fps、60+fpsを
簡単に維持することができた。ラップトップでも
同じことができるだろうか?もちろんだ!しかし、
私は2つのゲームパッドの間に挟まれた
コンピュータ全体でやってのけたのだ。
私はSteamDeckでHelldivers2の「ManagedDemocracy」
をかなりプレイしてきたが、確かにプレイ可能では
あっても、PlayStation3時代のゲームのように
見えることを気にしない必要がある。それに対して、
Z13は比較にならないほど素晴らしい。少なくとも、
バッテリー残量の警告がなければの話だが。私は
電源ケーブルからあまり離れられず、Z13の
バッテリーは100%から10%まで約90分で消耗した。
しかし正直に言うと、これはオリジナルの
SteamDeckと比べてもひどいわけではない。また、
解像度を1920x1200に縮小したり、チップのTDPを
下げたりすれば、改善するかもしれない。
「ポータブル」と「ハンドヘルド」の境界線を広げている。
しかし、私が最も驚いたのは、この「ハンドヘルド」で
Windowsを使ってもそれほど違和感がないことだ。
巨大な画面のおかげで、Windows11のタッチターゲットが
実際に許容できるものになっている。PCハンドヘルドの
世界で初めて、
「このデバイスにはSteamOSかBazziteが必要だ」
という愚痴を言う必要がなくなった。今でもそれらを
好むかもしれないが、このフォーマットであれば
Windowsでも我慢できる。特に、タブレットが
ラップトップとハンドヘルドの両方としても
機能するというのは、興味深い三重の脅威だ。
ポータビリティについては、重量が3.6ポンドも
あるため、確実に好みが分かれるだろう。
Acerの巨大なBlaze11より約1.3ポンド、
SteamDeckよりまるまる2.2ポンドも重い。これは、
2つのSteamDeckとJoy-Conを装着した
NintendoSwitchをすべて1つのパッケージに
まとめたようなものだ。
これは、
2つのSteamDeckとJoy-Conを装着した
NintendoSwitchをすべて1つのパッケージに
まとめたようなものだ。
コントローラーに取り付けられたこの巨大な
タブレットが寝ているときにすっぽ抜けて
頭部に直撃しない限り、ベッドの中でこれを使って
プレイしようとは夢にも思わない。
夢にも思わない。
また、重力に逆らう必要すらなく、ゲーム中に過度に
引き伸ばされたGameSirコントローラーが
Z13のサイドレール上でねじれたり
回転したりすることがある。
回転したりすることが、だ。
着脱式のコントローラーがなくても、巨大な
ハンドヘルドにはキックスタンドがある
価値があるかもしれない。それは荷物の
持ち運びに役立つからだ。
Z13の大きく頑丈なキックスタンドは、
この重量を支えるのに大いに役立ち、膝の上や
テーブルに置いたときにサポートしてくれる。
しかし、このデバイスをソファ以外の場所に
持ち運ぶ予定がある場合、着脱式コントローラーは
それほど便利ではない。場所を変えるたびに
セットアップと分解の手順が必要かどうか、
自分の「ポータビリティ」の定義を
考えなければならないだろう。
意外にも、このタブレットが本来やるべきことは、
自分でハンドヘルドに改造するよりも優れている。
しかし、そうするとソファに置けない。
私は、Z13をこのように試すのはとても
楽しかったにもかかわらず、テーブルや机の上に
タブレットを置いて、従来のコントローラーで
プレイする方が理にかなっていることを認める。
GameSirはこれほど重いものを保持するように
設計されておらず、数時間連続してプレイした後は、
このセットアップ用に作られた大きな
ゲームパッドでは起こりにくい両手に痛みを感じた。
痛みを。
しかし、このばかげた小さな実験は、巨大な
ハンドヘルドに間違いなく何かがあると私に
示してくれた。AcerのBlaze11は、ホームユース向けの
ハンドヘルドという大きなトレンドの最初の
足がかりに過ぎないかもしれない。ソニーの
PlayStationPortalがすでにその足場を
見つけている市場だ。AsusがZ13に適切な
コントローラーアドオンを発売し、重量のバ
ランスを取るためのサイズと装備が整えば、
おそらく13インチの
ハンドヘルドゲーミングPCとして
販売できるだろう。
かつてはSwitchやSteamDeckが理想的な
サイズだと思っていたが、この巨大な実験を試して、
Switch2も以前より大きくなるというニュースを見て、
これらのデバイスには完璧なサイズはないと
言って安心している。巨大であっても、
あらゆるサイズのハンドヘルドが市場に
出てくるのを見るのが楽しみだ。
楽しみだ。
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