米国移民関税執行局(ICE)は過去12か月間で
27万人以上を119カ国に強制送還し、過去10年間で
最多の年間送還数を記録した。
ICEは2024年9月30日までの会計年度で271,484人の
強制送還を実行し、前年度の142,580人から大幅に増加した。
報告書によると、強制送還便の増加と、グアテマラ、
ホンジュラス、エルサルバドルへの手続きの簡素化が、
この増加の背景にあるという。
ICEは6年ぶりに中国への大規模便を運航し、アルバニア、
アンゴラ、エジプト、ジョージア、ガーナ、ギニア、インド、
モーリタニア、ルーマニア、セネガル、タジキスタン、
ウズベキスタンにも飛行機を飛ばした。
州税関・国境警備局(CBP)は11月にメキシコから不法に
国境を越えたとして3万4612人を逮捕したと発表した。
この数字は前月の4万2526人から18%減少しており、
過去最多を記録した2023年12月の10万人からは
65%以上減少している。
最も多く送還されたのはメキシコで、87,298人が送還され、
次いでグアテマラ(66,435人)、
ホンジュラス(45,923人)となっている。
ICEは今後も送還対象者の増加に直面しており、
拘留施設の不足や予算の制約が強制送還を妨げる可能性が
あるとしている。
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