1888年、コーンウォールの小さな村で、2人の女性が
真夜中に家を離れ、丘の上にある井戸から水を汲みに
行っていた。すると突然、3人の小さな生き物が
草の上に現れ、手をつないで踊り始めたのだ。
「キーキー」という音がするまで、女性たちはその生き物に
気づかなかった。辺りを見回すと、身長約1.5メートルの
3人の小さな子供の様にも見える人影が、椅子の座面ほどの
高さの場所で踊っている姿が見えた。この生物たちは
白いモスリンのような薄い布をまとっており、顔をベールで
覆い隠していた。
この得体の知れない子供のようにも見える生物は腕を頭上に伸ばすと、
手をつなぎ始めた。その手は真っ白で、指は見えない。ウエストは
非常に細く、足は長いドレスで隠れていたが、踊っている様子から
彼らに足があることはわかった。
この生き物たちは非常に素早く踊っており、見ると時計回りに踊っているようだ。
音はほとんどせず、キーキーという甲高い音だけがずっと
響き渡っていた。 後に女性たちは、この不思議な生き物たちは
「きれいな音」で鳴いていたと語っている。
女性たちは約1分間、この生物たちを見ていたが、それ以上は見なかった。
彼女たちは、生き物たちが少なくとも2、3回、非常に
素早く踊ったと証言している。
この不思議な出来事は、妖精の目撃例として知られており、
コーンウォールの伝説や民間伝承に今も語り継がれている。
0 件のコメント:
コメントを投稿