―NFLとJay-Zの関係は揺るがないとコミッショナー―

NFLのエンターテインメント部門で重要な役割を果たす

ロック・ネイションのCEOであるJay-Zに対するレイプ疑惑は、

NFLとJay-Zとの関係に影響を与えないだろうと

NFLコミッショナーのロジャー・グッデルが水曜日に述べた。

グッデルは「民事訴訟とJay-Zの反応を認識している」とし、

「訴訟が進行中であることは承知している。我々の立場から言えば、

　次期スーパーボウルの準備を含め、ロック・ネイションとの

　関係に変更はない」

と語った。

2000年、当時13歳だった女性は、授賞式のアフターパーティーで

レイプされたとしてショーン・"ディディ"・コムズを訴えた。

その後、日曜日に訴訟内容を修正し、Jay-Zもそのパーティーにいて

性的暴行に加担していたと主張した。

Jay-Zは疑惑を否定しており、恐喝の一部であると述べた。

ロック・ネイションが発表した声明の中で、Jay-Zは疑惑を

「愚か」で「本質的に凶悪」であると述べている。

NFLは2019年にロック・ネイションと提携し、イベントや

社会活動を行っている。両者は数か月前に提携関係を延長した。

今回のスーパーボウルのハーフタイムショーには

ケンドリック・ラマーが出演する予定で、ロック・ネイションが

エミー賞受賞プロデューサーのジェシー・コリンズと

共同で製作総指揮を務める。Jay-Zの妻であるビヨンセも、

クリスマスのボルチモア・レイブンズ対ヒューストン・テキサンズの

試合のハーフタイムでパフォーマンスを披露する。

グッデルは

「彼らはスーパーボウルだけでなく、他のイベントでも

　私たちに助言や支援を提供してきた」

とし、

「彼らは社会正義の分野で何度も大きな助けになってくれた。

　彼らは素晴らしいパートナーだ」

と語っている。

Author d2sf