広大な土地が、なんと3億ユーロの値段で現在
売りに出されている。
この土地にはフィヨルド、山々、氷河、そして
豊富な野生生物たちが生息している。
この土地は、スヴァールバル諸島の西部の
ヴェーデル・ヤールスベルグに位置し、現在
土地を所有しているノルウェーの民間有限会社
「AktieselskabetKulspids」を買収することで、
最終的な買い手は土地を所有することができるようだ。
この土地の所有権の変更はこれまで何回か行われてきたが、
現在の土地所有者はソーシャルメディアによる北極圏への
関心の高まりを受け、今が売却の好機であると
判断したようだ。売却に関して代理人弁護士を務める
ペル・キリングスタッド氏は、この土地には
「さまざまな活動に大きな可能性がある」
と語っている。
土地には「無線通信設備」を設置する許可も得られるため、
衛星通信にも適している。潜在的な買い手には国家、
政府機関、超富裕層が含まれると言われている。
但し、購入者は同諸島に対するノルウェーの主権を確立した
スヴァールバル条約に批准した46カ国のうちの
1カ国でなければならない。ノルウェー政府は、中国からの
関心が報じられる中、10年前に別の土地の購入の際、
その取引に介入した。
しかし、中国政府は条約締約国への売却を阻止するために、
土地の売買に介入することはできないとしていた。
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