2024年12月13日
ウクライナ戦争の激化を受け、国際社会による
ウクライナ支援強化に向けた動きが加速している。
フランス、ドイツ、ポーランド、英国、イタリアの
「ワイマールプラス」形式の首脳会議が来週の水曜日、
ブリュッセルで開催される。
この会議にはウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も
出席し、NATOおよびEUの代表者たちとともに、
最新の支援策について議論する予定だ。
マルク・ルッテNATO事務総長が司会を務め、
アントニオ・コスタ欧州理事会議長も参加が予定されている。
また、G7の首脳陣も同日、バーチャル会議を通じてロシアの
「凍結資産」から得られる特別基金の利用に関する議論を
進めている。この基金を活用して、ウクライナへの
500億ドル規模の融資を年内に実行する計画が示されている。
さらに、米国は新たな軍事支援として、ウクライナに
HIMARS用弾薬や最新型ドローンを提供する意向を
表明している。一方、ロシア側では、EU軍の
ウクライナ駐留に関する議論について
「時期尚早」との立場を強調している。
ロシアによるウクライナへのエネルギー施設攻撃が続く中、
ウクライナは国際社会に対して防衛強化への支援を
呼びかけている。今回の会議では、ウクライナへの
更なる軍事・経済支援を含む具体的なプランが
協議されて行く見込みだ。
Author 内閣官房内閣広報室
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