映画監督のアダム・マッケイ氏は、
ジョン・M・チュウ監督のミュージカル映画
「ウィキッド」について、その過激なテーマから
上映禁止になる可能性があると懸念を示した。
マッケイ氏は、特にパート1がキャリア主義やファシズム、
プロパガンダといった問題を赤裸々に描いていると
指摘している。アメリカの右翼化やプロパガンダの
蔓延が進む現状において、この映画の公開は
驚きであると述べた。
マッケイ氏は、「ウィキッド」を「戦場にかける橋」や
「サウンド・オブ・ミュージック」、「市民ケーン」など、
過去の名作と比較し、現代社会に対する鋭い批評を
提供していると評価している。
さらに、彼はソーシャルメディア上で、アメリカの
政治情勢が現在のまま続けば、3~5年以内にこの映画が
上映禁止になる可能性を予測している。この発言は、
芸術表現の自由と政治的抑圧との関係について
大きな議論を呼んでいる。
「ウィキッド」は、シンシア・エリヴォがエルファバ役、
アリアナ・グランデがグリンダ役を演じている。
映画は本編2部構成で、パート1は2024年12月25日に
公開する予定だ。
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