2024年12月13日、ゲーム業界のアカデミー賞に相当する
「ゲームアワード2024」が開催された。今年は、
ハリウッドの影響を抑えた形になり、ゲーム業界の
本質により迫るものとなった。
前年の2023年のゲームアワードでは、セレブリティの参加や
映画・テレビシリーズのプロモーションが目立ったが、
今年はそういった要素が大幅に削減された。代わりに、
ゲームのプレゼンターや受賞者に多くの時間が割かれ、
ゲーム自体の発表や予告編が中心となった。
また、今年は業界の困難な状況、特に大規模な
レイオフ問題が取り上げられ、業界関係者が自身の
経験を共有する場となった。ゲームアワードは、
従来のエンターテインメント業界の授賞式とは異なり、
よりゲーム業界内での交流や、プレイヤーやファンとの
つながりを重視した形となったのだ。
この変化は、ゲームアワードがハリウッド主導の
授賞式ではなく、ゲーム業界自体の真の評価を求める
イベントであることを示している。業界の困難な時期に、
ゲーム業界の本質に回帰し、ゲームクリエイターと
プレイヤーの功績を称える機会となったことを、
私は非常に嬉しく思う。
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