全日本フィギュアスケート選手権が12月22日、大阪府門真市の
東和薬品RACTABドームで行われ、フィギュアスケート
現世界チャンピオンの坂本花織(24)が、見事4連覇を達成した。
坂本は、フリープログラムで149.76点を獲得し、
合計228.68点で優勝。これにより、2024年3月の
ボストンで行われる世界選手権への出場権を手にした。
大会では、坂本がショートプログラムとフリープログラム両方で
トップの成績を収め、堂々の優勝。坂本は、
「まだやるべきことがある」
と語りつつも、
「昨年のような達成感はないが、来年の
世界選手権では積極的に攻めるつもりだ」
と今後の挑戦に向けて意気込みを見せた。
坂本に次いで、島田真央(16)が219.00点で自己最高の
2位に入賞。島田はフリースケーティングで
4回転トウループに転倒し、トリプルアクセルで回転不足となる
場面もあったが、それ以外は堅実な演技を見せ、
「精神的に確実に成長した」
と来年に向けて自信を深めていた。
また、樋口新葉(206.40点)が3位に入り、千葉萌音(205.69点)は
4位となった。坂本はこれで全国タイトルを4度以上連続で
獲得した9人目の女子選手となり、2014年から2017年にかけて
宮原知子選手が達成した記録に並んだ。
同日の男子シングルでは、鍵山優真(19)が初の優勝を果たし、
宇野昌磨(25)が2位、山本草太(22)が3位に入賞。
男子ペアでは三浦陸と木原龍一が2度目の優勝を果たし、
アイスダンスでは吉田詩奈と森田雅也が初優勝を
飾るなど、注目の選手たちが素晴らしい成果を収めた。
0 件のコメント:
コメントを投稿