インドのアカル・タクト(シク教の最高権威機関)は、
シロマニ・アカリ・ダル(SAD)のリーダーで
元副首相のスフビール・シン・バダル氏に対して、
宗教的な処罰を課している。処罰の内容は、
アムリトサルの黄金寺院での奉仕活動として、
靴や器具を清掃するというもので、シク教徒としての
誠実さを示すことが求められている。
アカル・タクトはバダル氏に対し、彼が所属していた
SADの党首辞任を要求し、その後新たなリーダー選出を指示した。
この決定は、シク教の宗教的な規範に基づき、
同党に対してその内外での活動を再評価させる意図が
あるとされている。
バダル氏は2007年の大論争に関与したことから、
この処罰を受けたことになる。特に、シク教徒を
侮辱したとして非難された、デラ・サチャ・サウダの
指導者に対する寛大な扱いがその一因として挙げられる。
この一連の出来事がシク教徒社会に与えた影響は深刻であり、
アカル・タクトはバダル氏らに再び宗教的な義務を果たすことを求めた。
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