私立探偵、飲酒運転事件却下のための10年間の贈収賄計画を認める
ある私立探偵が、10年以上にわたる
汚職行為への関与を認め、ゆすり・賄賂等の
連邦罪の有罪を認めた。
2008年以来、この私立探偵捜査官は
飲酒運転(DUI)で起訴された
クライアントの弁護を専門とする
法律事務所と長年に渡って汚職行為の
協力関係にあったようだ。
彼は、飲酒運転のクライアントの訴えを
立件させない代わりに、警察官に現金や
贈り物をその都度提供していた。
依頼人は、私立探偵、またはその同僚に
リテイナー・フィーを現金で支払う。
そして、探偵捜査官は、時には5,000ドルを
越える賄賂を警察官に渡し、彼らが証人として
法廷に出廷しないようにし、
次々とこれらの飲酒事件を
立件されないようにしていた。
この汚職行為が進むにつれ、次第に警察官は
この私立捜査官に対して、進んで
飲酒運転事件を紹介するようになり、さらに
その事に対して報酬の増額を
要求するようになっていった。
私立捜査官は、ドライバーが飲酒運転違反の
責任を逃れることを許すと、将来の
大きな事件や重大な事故に
繋がる可能性があることを認めた。
内部調査の結果、数人の警官が辞職、
休職、解雇された。
この汚職行為に関係する法執行部門はその後、
今後の不祥事を防止するため、飲酒運転部門
ハンドブックの作成を含む管理上の
変更を実施した。
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