大物麻薬王が英国で逮捕された。
捜査当局が妻のソーシャル・メディアの
アカウントを追跡したところ、豪華な
ヨーロッパでの休暇中に彼の正確な
居場所が判明したのだ。
「ショック」としても知られる
ルイス・マヌエル・ピカド・グリハルバは、
米国とコスタリカの二重国籍者であり、
コスタリカから米国に大量のコカインを
輸送した疑いで捜索されていた。
グリハルバの逮捕は、米国麻薬取締局(DEA)
の職員が彼の居場所を突き止めた後、
12月にロンドンの空港で行われた。
彼の妻である
エステファニア・マクドナルド・
ロドリゲスは、ソーシャルメディア上で
頻繁に活動しており、インスタグラムで
さまざまな休暇中の写真を共有することで、
うっかり当局に協力してしまったようだ。
現在その写真は削除されているが、
その投稿のひとつにはローマの
トレビの泉にいるロドリゲスの姿が、
また別の投稿にはビーチで休暇を
楽しんでいる別のショットの
ロドリゲスの姿が写しだされていた。
夫妻は2万ドルの豪華旅行で
ヨーロッパへと向ったようだ。
パリ滞在中、妻のロドリゲスが
2人で写っている画像を投稿したことが、
DEAがグリハルバ逮捕に繋がる
手掛かりを与えるきっかけとなった。
DEAの捜査官は、以前からグリハルバを
注意深く監視していたが、コスタリカの
犯罪人引渡し条約により自国民の
国外追放ができないため、代わりに
外国での逮捕を目指していたようだ。
グリハルバは、コスタリカでは正式に
起訴されていなかったため、同国の
地元当局はこの件に不満を表明しており、
麻薬密売との関連があるにもかかわらず、
なぜ同国は起訴を申告しなかったのかと
疑問を呈する当局者もいた。
コスタリカのロドリゴ・チャベス大統領と
マリオ・サモラ治安相は、
司法捜査局(OIJ)のこの逮捕行為を非難した。
コスタリカが告発しなかったにもかかわらず、
DEAは国際的な麻薬活動を解体する努力を
続ける中で、グリハルバに対する
重大な告発を進める準備をしている。
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