国際エクソシスト協会(IAE)は、悪魔の影響を
受けていると感じる信者が増加していることを受け、
エクソシズムに関する誤った実践が混乱を
招いていることを警告している。協会は、以下の
8つの誤った実践を避けるよう呼びかけている。
1.―即興的で扇情的な方法―:
適切な訓練や司教の許可なしに、独自の
解放方法を試みることは避けるべきだ。
2.―悪魔の働きに過度に焦点を当てること―:
福音の伝達よりも悪魔の存在に集中することは、
信者に誤解を与える可能性がある。
3.―不十分な識別―:
厳格な識別を怠り、カトリックの信仰に反する基準を
使用することは避けるべきだ。
4.―迷信的な実践―:
写真や衣服を使って悪を特定したり、身体の
特定の部位に触れて悪霊の存在を診断することは、
迷信を助長する。
5.―不適切な人物の関与―:
自称霊能者やカリスマ的人物に依存することは避け、
正式に任命されたエクソシストに相談すべきだ。
6.―医学的・心理学的科学の排除―:
医学や精神医学の専門家の助言を無視することは、
問題の根本的な原因を見逃す可能性がある。
7.―軽率で有害な発言―:
十分な識別なしに、悪魔の影響が原因であると
断定することは避けるべきだ。
8.―呪術に関する過度の恐れ―:
呪術がすべての不幸の原因であると考えることは避け、
神の恵みに焦点を当てるべきだ。
IAEは、エクソシズムの実践において、信者が
混乱や恐れを抱かないよう、これらの誤った方法を
避けることの重要性を特に強調している。
0 件のコメント:
コメントを投稿