ドナルド・トランプ前大統領は木曜日、
ロシアのG7復帰を改めて支持し、同国を
世界の主要経済国のテーブルに再び
招き入れるべきだと主張した。
JUST IN: 🇺🇸🇷🇺 US President Trump calls for Russia to be readmitted to G7.
"I would love to have them back. I think it was a mistake to throw them out." pic.twitter.com/bEWw2O0DxA
ホワイトハウスで演説したトランプ氏は、
2014年のクリミア併合によるロシア追放は
間違いだったと発言。
ロシアに対する個人的な感情ではなく、
カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、
日本、米国、英国を含むグループの
一員としてロシアを参加させることの
実際的な利点について述べた。
トランプ大統領のこの発言は、
ウクライナ情勢に対する同大統領の
かねてからの姿勢を反映したもので、
以前にもトランプ大統領は2020年に
ロシアが復帰することを求めていた。
その際、ロシアが関与することで
グローバルな問題に対処しやすくなることも
つけ加えた。
カナダやドイツなど一部のG7メンバーは
ロシアの復帰に反対しているが、
エマニュエル・マクロン仏大統領など
他のメンバーもトランプ大統領の見解に
同意を表明している。
G7におけるロシアの位置づけをめぐる
議論は、ロシアの全面的な侵攻を受けて
2022年に始まったウクライナ紛争が
続いている中で行われている。
この戦争は壊滅的な犠牲者を出し、
ロシアは現在ウクライナの約20%の
領土を占領している。
しかし、トランプ大統領は、自分が
大統領に就任していればこの侵攻は
避けられたかもしれないと主張し、
自分のリーダーシップの下であれば
状況は違った形で「処理」されただろうと
述べた。
G7の議長国であるカナダは、関税問題と
関連しているせいか、トランプ大統領の
発言に近いうちに反論する可能性がある。
一方、ピート・ヘグセス米国防長官は最近、
ロシアとウクライナの今後の交渉について
「すべてがテーブルの上にある」
と発言した。
ロシアがG7に復帰する見込みは依然として
論争の的となっているが、このことは
国際関係の複雑さと、世界的な紛争を
解決することへの難しさを示すものと
言えそうだ。
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