中国の電気自動車メーカーBYDは、
ガソリン車の給油時間に匹敵する5~8分で
フル充電できる画期的な充電システムを
発表した。
この技術革新により、BYDはテスラなどの
競合他社より、一つ先へ進んだことになる。
現在テスラの最新のスーパーチャージャーは
その半分程度の充電速度で、同じ充電を
達成するのに約10分程度の時間を
要している。
新しい「スーパーeプラットフォーム」は、
最大1,000キロワットの充電に対応し、
充電時間を大幅に短縮することで、
潜在的なEV購入者の主な気がかりの
1つに対応することを目的としている。
現在BYDは、この超高速充電ステーションを
中国全土に4,000カ所以上建設し、
この技術をサポートしていく計画を
立てている。
BYDの最新モデルであるHan Lセダンと
Tang L SUVは、この急速充電機能を
搭載した最初のモデルとなる。
これらのモデルの予約注文は近日開始され、
来月には同車の納入が開始される予定だ。
気になるHan LとTang Lの価格は27万元
(約3万7330ドル)
からとなっている。
この発表を受けてBYDの株価は急騰し、
過去最高値を更新し、同社の
技術に対する投資家の信頼を大きく獲得した。
2024年、BYDはバッテリー電気自動車を
現在、BYDは汎用車を180万台、
プラグイン・ハイブリッド車を
250万台生産し、この生産台数はテスラの
生産台数をわずかに上回っている。
今回の開発によるBYDの急速充電技術は、
電気自動車業界の新たな基準となり、
このことにより、これからの
電気自動車業界の競争が一層
激化していくことが予想されている。
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