ニュージャージー州で始まった謎のドローンの目撃情報が拡大し、
メリーランド州、ニューヨーク州、コネチカット州の
住民からも報告が相次いでいる。
メリーランド州の元知事ラリー・ホーガン氏は、自宅から
「数十機の大型ドローン」を撮影した映像を公開し、
約45分間観察したと語った。
また、コネチカット州警察は、フェアフィールド郡でも
ドローンの報告を受け、ドローン探知システムを派遣したと発表した。
リチャード・ブルーメンソール上院議員(コネチカット州民主党)は、
ドローンを「必要であれば撃墜する」よう求めた。
ニューヨーク州知事キャシー・ホークル氏(民主党)は、同州でも
ドローンの目撃情報が報告されていることを認めたものの、
「公共の安全や国家安全保障に脅威を与える証拠はない」
と繰り返した。
さらに、米国沿岸警備隊の匿名の指揮官は、ニュージャージー州沖で
「12機以上のドローンに非常に接近して追跡された」
と証言した。
地元の報告とは対照的に、連邦当局は「裏付けのない」報告であるとして
否定している。国家安全保障コミュニケーション担当大統領補佐官の
ジョン・カービー氏は、人々が目撃しているのは実際には
「合法的に運用されている」有人航空機である可能性があると主張した。
カービー氏は、報告が「当局のギャップ」を明らかにしたとして、
議会にドローン対策の責任を明確にするよう求めた。
ニュージャージー州では、不明飛行物体の飛行が軍基地や送電線など
重要インフラの近くで観測されており、大きな懸念が生じている。
FBIは、これらのドローンの活動について調査を開始し、
連邦および地方当局による捜査を拡大している。
0 件のコメント:
コメントを投稿