カナダのニューファンドランド・
ラブラドールでは、水産物 生産者協会と
魚食品・関連労働組合の最近の合意により、
2024年の最終ドック価格が1ポンドあたり
3.75カナダドルに設定された。
しかし、一部の船員は、船長がこのボーナスの
支払いをしていないことに懸念を
表明している。
船長にこれらのボーナスを分配する
法的義務はないが、漁業組合は
乗組員間の公平な分配を求めている。
同時に、カナダのロブスター漁業者は、
シーズンが2ヶ月目に入るにつれ、悪天候と
予想を下回る漁獲量による困難な状況に
直面している。
これらの要因により、ドック価格は
現在通常より高くなっている。
米国では、ニューイングランドの
温暖化した海域におけるロブスターの
稚魚の減少を懸念し、規制当局が
ロブスター漁業規則の厳格化を
延期している。
この規則案は、漁師が漁獲できる
ロブスターの最小サイズを引き上げ、
個体数の維持を目指すことを
目的としている。
しかし当の漁業者たちは、この変更が漁業を
混乱させるものだとし、この取り決めは
不必要だと主張している。
大西洋合衆国海洋漁業委員会は、
保護努力と業界の懸念のバランスを
とるため、この施策の実施を2025年1月から
7月に延期することを決定した。
これらの動きは、労働争議、環境問題、
規制の変更など、北米の
水産物業界における継続的な課題を
浮き彫りにしたものと言えそうだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿