インスタグラムは、アカウントの閲覧や
交流を制限することで、ティーンユーザーの
安全性を向上させることを目的とした
新たなSNSルールを定めた。
このルールは9月に発表され、順次
実施されている同プラットフォームの
最新アップデートにおいては、18歳未満の
ユーザーのアカウントが自動的に非公開に
設定されることになる。
主な変更点は、新しいフォロワーは
ユーザー承認が必要となり、
フォロワー以外のユーザーは
そのコンテンツを見たり
共有したりすることができない。
また、若年層は、自分がフォローしているか、
すでにつながりがある人間からの
ダイレクトメッセージしか
受け取ることができず、自分が
フォローしている人間からしかタグ付けや
発言を受けつけることができない。
さらに、16歳未満のユーザーの場合、
プライバシー設定はより厳しくなる。
彼らのアカウントは、既存のフォロワーに
対しても、通常設定で非公開のままとなる。
しかもこれらの若年層のユーザーは、
アカウント設定を変更し、
プライバシー保護を削除するために
親権者の同意が必要になってくる。
また、16歳と17歳のティーンエイジャーの
保護者は、保護者による監視を
有効にすることで、子供のアカウントを
より詳細に管理することができるようになった。
新しい
「ティーンアカウント 」
機能には、より繊細なコンテンツに対する
制限も含まれている。
インスタグラムは、Exploreページや
Reelsのような機能で、暴力や美容整形に
関連するコンテンツを制御するための
最も厳しい設定を自動的に適用している。
さらに、攻撃的なコメントやメッセージを
フィルタリングする
「Hidden Words」
機能など、より強力ないじめ防止ツールも
有効になった。
また、10代のユーザーは
スクリーン使用時間に関する通知を
受け取り、60分使用したら
ログオフするよう促される。
また、アプリは午後10時から午前7時まで
「ナイトモード」に入り、通知を無音にし、
ティーンエイジャーに連絡を取ろうと
する人には、その時間帯はメッセージを
見ることができないことを警告する。
これらの措置は、若いユーザーに
より安全なオンライン環境を提供するための
インスタグラムの広範な取り組みの
一環だ。
同プラットフォームはまた、16歳未満の
ティーンエイジャーがアプリを
ダウンロードする際の年齢確認と保護者の
承認を含む世界的な法整備を提唱している。
今回のアップデートは、社会的交流のための
プラットフォームを維持しながら、保護者の
関与を支援し、若年層の安全性を
向上させるというインスタグラムの
継続的な動きを反映している。


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