北イタリアの考古学者が、コモ市で
クレッソーニ劇場の地下から、歴史的な
古代ローマ時代の驚くべき金貨の
コレクションを発掘した。
発掘されたのは、ローマ帝国末期、
紀元5世紀頃の金貨数百枚だ。
このコインは、劇場の基礎の下に
埋められていた石鹸石の壷の中に丁寧に
保管されているの状態で発見されたものだ。
1807年に開館したクレッソーニ劇場は、
映画館に変わるまではコモの文化の
拠点として機能しており、最終的には
1997年に閉館している。
最近では、映画館の跡地は
集合住宅になることが予定されていたが、
今回の重大な発見を受けて、コモ市は
考古学的な調査のために建設を一時
取りやめにした。
イタリア文化大臣は、この発見を
「画期的なもの」と評し、この地域の
歴史的・文化的遺産に光を当てる
可能性があると発言している。
このコインの正確な価値は
まだ判明していないが、地元メディアは
現在価格で数百万ユーロの価値が
あるのではないかと推測している。
硬貨自体はミラノの修復研究所に移され、
専門家が詳細な分析を行い、その起源と
歴史的背景を確認する予定になっている。
この発見は、特に近代的な開発が
予定されている地域における予防考古学の
重要性を強調するものである。
また、ローマ帝国末期の経済・社会構造に
関する新たな洞察を提供し、イタリアの
考古学的記録の豊かな歴史書に
華を添えることとなった。
この遺跡をより包括的に調査するため、
現在さらなる発掘が計画されており、
その時代の歴史的背景をより深く
理解できるような遺物の発見が
今後期待されている。


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