テック業界の億万長者でテスラのCEOである
イーロン・マスク氏は、2025年2月、
X(旧ツイッター)上で米国の
連邦政府プログラムから恩恵を受けている
個人を
「パラサイト・クラス 」
This is very very thin ice territory for Musk, talking about a ‘parasite class’ pic.twitter.com/lca8A3OwnL
— Bela Lugosi (dead) (@Frankpembleton6) February 14, 2025
と呼ぶミームを再投稿し、大きな論争を
巻き起こした。
このミームはもともと@Liberty_Memesという
アカウントによって作成されたもので、
政府のプログラム政策における明らかな
偽善を誘発すると主張するメッセージが
掲載され、これらの政府援助を受ける
人々は
「パラサイト・クラス 」
の一部であると批判していた。
マスク氏はこのミームに
「なぜアメリカの90%は
@DOGEが好きなのか」
というキャプションを添えて
シェアしたのだが、これは新たに設立された
政府効率省を指しており、彼はこのような
プログラムの管理を担当していることを
ほのめかした。
このマスク氏の投稿は瞬く間に拡散し、
インスタグラムやフェイスブックなど
さまざまな
ソーシャルメディア・プラットフォームに
広がり、大きな批判を巻き起こした。
『The Daily Beast』
や
『Times Now News』
などのメディアを含む批評家たちは、
テスラを含むマスク氏の企業が
長年にわたって政府から多額の支援を
受けていることを例に出し、マスク氏の
再投稿の批判に反論した。
ある報道によれば、テスラは2015年までに
50億ドル近い政府支援を受けている。
特に、技術ジャーナリストの
カーラ・スウィッシャーがポッドキャストの
エピソードで、マスクは公的資金の
恩恵を受けている一方で、
同じようなことをしている他者を
批判しているとして
「寄生虫」
と呼んだ。
これらの反発にもかかわらず、マスク氏の
ミームはオンライン上に漂い、政府補助や
富裕層と連邦政府のプログラムとの
関係に対する偏った見解として
注目を集めた。
ミームはオリジナルの透かしなしで
再投稿され、マスク氏はDOGEのロゴと
笑いの絵文字を入れることで、まるで
からかうような独自のタッチを加えている。
このミームをめぐるオンライン上の議論は
まだ続いているが、マスク氏の再投稿は、
知名度の高い人物のソーシャルメディアへの
投稿が、特に政治的・社会的問題に
関わる場合、支持と論争の両方を
巻き起こす可能性があることを
示す明確な例となっているようだ。
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