ラスベガスのイベントで爆発事件が発生した後、
CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)は
セキュリティ対策を強化している。
イベント主催者である全米消費者技術協会(CTA)は、
サイバートラックの爆発を考慮して、セキュリティ対策を
強化していることを認めた。事件では、サイバートラックの
運転手が爆発前に自殺し、通行人7人が負傷した。
CTAは声明で、
「すでに厳重なセキュリティ対策を強化した」
と述べた。
「私たちは引き続き状況を監視し、セキュリティパートナーや
法執行機関と連絡を取っている」
CESでは、政府発行の写真付き身分証明書の提示による
バッジの受取、ローラーバッグやラップトップバッグを含む
あらゆるサイズのバッグの持ち込み禁止、会場への
小型バッグの持ち込み制限など、セキュリティ対策を
実施している。
また、会場の入り口にはK9(警察犬)部隊が配置され、
ランダムなセキュリティチェックが行われる。
「強化されたセキュリティ対策」として、主要会場の
近くでは「車両阻止計画」が実施される。CTAの広報担当者は、
この戦術はイベントのセキュリティ戦略の
一部であったと述べた。
CESの参加者は、怪しいものを目撃した場合にCESまたは
会場のセキュリティに連絡するためのアプリを利用できる。
緊急避難が必要になった場合、CESはイベントアプリ、
CESのソーシャルメディアチャンネル、および
公共発表を通じてアップデートと指示を共有する。
CESは家電やテクノロジー企業にとって大きな見本市であり、
昨年は13万8千人以上が参加した。今年は
LG、サムスン、パナソニックなどの企業が出展予定だ。
主催者は、参加者の安全を最優先事項としており、
法執行機関の目立つ存在感、K9(警察犬)部隊の配置、
車両侵入防止計画などの強力なセキュリティ対策を
実施すると述べた。